プログレッシブ金型のストリップたわみ検証
ストリップの自重によるたわみを構造解析で確認し、ガイドリフトの適正な作動量を検証しました。




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プロジェクト概要
プログレッシブ金型では、材料が複数の工程を順次通過しながら、ストリップ状のまま搬送されます。特に最終工程以降の金型外へ張り出す排出部では、支持されない長さが増えるため、自重によるたわみが発生する可能性があります。 金型設計において、このたわみが実際の搬送に与える影響を確認するため、ストリップ全体を対象とした構造解析を行いました。 解析の結果、金型外へ張り出した終端部で最大約13 mmのたわみを確認しました。この結果を設計条件として、安定した搬送を行うためにガイドリフトの作動量を15 mm以上確保する必要があると判断しました。 また、搬送時には各製品をつなぐブリッジ部に応力が集中する傾向も確認しました。ただし、今回の解析条件では、ブリッジ部に大きな変形が生じるレベルではないことを確認しました。
実施内容
- プログレッシブ金型のストリップ全体形状と搬送状態を考慮した解析モデルを作成
- ストリップの自重を適用し、搬送・排出区間におけるたわみ挙動を解析
- 金型外へ張り出す最終排出部で最大約13 mmのたわみを確認
- 最大たわみ量を基準として、ガイドリフトの作動量15 mm以上を検討
- 製品間をつなぐブリッジ部の応力集中箇所を確認
- ブリッジ部の応力による変形の可能性を検証
- 構造解析結果をプログレッシブ金型の搬送・リフト設計条件に反映