ローラープレスのリバースエンジニアリングと部品図の復元
既存の組立図と実機を照合し、3D仮想組立で検証する設計図面の復元




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機械・機構設計ローラープレスリバースエンジニアリング3Dモデリング図面復元
プロジェクト概要
ローラープレス(ROLLER PRESS)は、プレス金型で成形した製品をローラーの間に通して加圧し、平坦度と寸法の均一性を整える後加工設備です。製品に必要な後加工工程を担うもので、プレス成形不良の修正を目的とした設備ではありません。対象は、以前に設計・製作され、現在も現場で稼働している装置です。古い組立図のみが残り、詳細部品図は失われていました。残された組立図を読み解き、実機と照合しながら部品を一つずつ3Dモデル化し、仮想組立で検証した内容を2D設計図面へ反映する方法で復元を進めます。
実施内容
- 既存組立図の読解:部品の配置と結合関係、ローラーおよび駆動部の構造を把握し、組立図だけでは判断できない箇所を整理します。
- 設計者ごとの図面表現の確認:製図規格の問題とは別に、元の設計者によるCADオブジェクトの色、レイヤー、線種、隠れた部品の表現方法を読み解きます。画面上で実線として描かれた箇所も、実際に見える輪郭なのか、他の部品の背後にある形状なのかを区別し、組立関係を理解します。
- 実機との照合:図面から読み取った構造を稼働中の装置と照合し、部品形状、配置、結合関係を確認します。図面で不足している情報や不明確な箇所を補います。
- 部品ごとの3Dモデリング:組立図と実機から確認した情報を基に部品を一つずつモデル化し、2D図面だけでは把握しにくい形状や位置関係を立体的に検討します。
- 3D仮想組立と検証:モデル化した部品を仮想的に組み立て、部品間の結合関係や干渉の有無を検討します。既存の組立図および実機との整合性も確認します。
- 2D詳細部品図の復元:仮想組立と実機照合によって検証した部品から2D設計図面を作成し、組立図だけでは不足していた詳細設計情報を段階的に復元します。